群上の調和解析

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  • 丸善出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621307700

作品紹介・あらすじ

 本書は,調和解析(Fourier解析)の抽象化の議論を追うことによって,局所コンパクト位相群上に拡張された抽象調和解析の基礎事項を整理したものである.本書の狙いとしては次の2つがある.

 第一には,Bochnerの定理,スペクトル合成,Plancherelの定理,Pontrjaginの双対性定理といった事例の抽象化を紹介することで,古典調和解析との対比を読者に促し,抽象調和解析の基礎が明確になるよう努めた(第5章).

 第二には,第一の狙いを達成するために必要となる理論について,過不足なく厳密な説明を行ったことである.具体的には,位相群の基礎理論(第1章)はもちろんのこと,Banach代数(第2章)やHaar測度の存在や運用(第3―4章)について,基礎的事項から解説している.

感想・レビュー・書評

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  • 請求記号 413.54/Ma 59

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著者プロフィール

1950年浦和市(現さいたま市)に生まれる。
カリフォルニア大学、国際基督教大学(卒業)、サンパウロ大学大学院、東京大学大学院(文学修士)に学び、リオデジャネイロ連邦大学客員講師、新リスボン大学特別研究員、南山大学講師、助教授、教授などを経て、現在南山大学名誉教授。

「2020年 『キリシタン世紀の言語学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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