本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622022039
作品紹介・あらすじ
本書の著者ミンコフスキーは、「現実との生ける接触の喪失」という概念によって、単なる臨床的疾患であることを超えた、ある特殊な<病的な人間>の人間学的把握をここに試みたのである。この概念は、自閉性から出立する。ミンコフスキーの本書は、その師ブロイラーを乗りこえた新しい理論を打ち立てた-L.ビンスワンガーとともに、哲学の援用を受けることによって、最近精神医学のパイオニア的役割を果たした-ばかりでなく、きめの細かい精神病理学的記述によって、精神分裂病の理解のための一般的案内書として、読書界にながい生命を持ちつづけている。
感想・レビュー・書評
-
432号室に一冊あり
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中井久夫さんが最初に読んだ精神医学の本です。この書を読んだのは、昭和二十九年ごろだそうです。
全2件中 1 - 2件を表示