詩人たちの世紀―西脇順三郎とエズラ・パウンド (大人の本棚)

著者 :
  • みすず書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622048404

作品紹介・あらすじ

20世紀はジョイスでもエリオットでもなく、まさに「パウンドの世紀」であると、ヒュー・ケナーは喝破した。そのパウンドはかつて西脇の詩を称揚して、この『あむばるわりあ』の詩人をノーベル賞に推した。これら二人のモダニズムの巨人に精通する著者は、それぞれの生涯と詩的発展を詳細かつ具体的に辿り、そのグローバルな詩的照応と魅力を明らかにする。ホメロスと老子、ダンテと芭蕪、ペイターとジョイスなど、世界文学の中で自らの詩的世界を構築した二人の大詩人を中心に展開する詩的饗宴にして現代詩入門。

感想・レビュー・書評

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  •     -2024.03.02.読了

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著者プロフィール

新倉俊一(にいくら としかず)

詩集
「ヴィットリア・コロンナのための素描」(トリトン社、2015年8月)
「王朝その他の詩篇」(トリトン社、2016年1月)
「転生」(トリトン社、2016年6月)
「ウナ ジョルナータ」(思潮社、2018年12月)

訳詩集
「エズラ・パウンド詩集」(角川書店、1976年9月)
「ディキンスン詩集」編訳(思潮社、1993年6月)
エズラ・パウンド詩集「ピサ詩篇」(みすず書房、2004年7月)

評論集
「エミリー・ディキンスン 不在の肖像」(大修館書店、1989年2月)
「詩人たちの世紀─西脇順三郎とエズラ・パウンド」(みすず書房、2003年6月)
 第19回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞
「評伝 西脇順三郎」(慶應義塾大学出版会、2004年11月)
 第18回和辻哲郎文化賞、および第6回山本健吉文学賞

「2021年 『ビザンチュームへの旅 詩集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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