知能の心理学 新装

  • みすず書房
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本棚登録 : 41
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622049586

感想・レビュー・書評

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  • なるほど。
    難しい。

  • もうずいぶん前に読んだのですが読み直してみると昔は分からなかった新たな発見があります。ヒトの普遍的な認知発達、共通基盤が分かってて興味深いです。アニミズム、具体的操作から形式的操作へ。このデジタル社会でピアジェが生きていたらどのような発言をするか聞いてみたい気もする。

  • いまもってピアジェは心理学のスーパースターであり続け、発達、児童、教育などの需要豊富なエリアでは神のごとしであろう。
    40年代、つまり彼がもっとも壮健だった時代に、ほとんど戦争なんかとは無縁のように創られたこの理論は、自分の子どもたちをモルモット扱いして得られたという巷間有名な逸話だけではなく、とにかく、哲学、論理学、数学、生物学、神経物理学から生まれた実験心理学と、博覧強記の理論家であることが、この本でよくわかるし、とにかく科学的たろうとする情熱に溢れていた。
    昨今の脳科学万能論者はぜひこういう姿勢を見習ってほしいものである。
    認知の発生、展開に関する研究は、いま臨床でもメインストリームを形成しているけれど、解決策になるととたんにビジネスライクになってしまうのがイマイチで、ピアジェの「シェマ」なんかはもっと掘り下げたいものである。呼び方は変われどこれが2000年来一貫した悩みのタネなんだから。

  • ちょっと平面的。もっと前に読めば違ったかもしれない

  • 学部時代に読んでいただきたい教養書を数件登録する。
    僕のバイアスがかからないように、レビューは登録しない。

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著者プロフィール

ジャン・ピアジェは、スイスの心理学者( 1896年8月9日 - 1980年9月16日)。20世紀において最も影響力の大きかった心理学者の一人。

「2022年 『意味の論理 意味の論理学の構築について』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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