私の哲学の発展 (みすずライブラリー)

  • みすず書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622050193

作品紹介・あらすじ

「ラッセルは、彼自身が一つのプラトン的対話である」(ホワイトヘッド)この自らの哲学の原理的部分の発展を述べた書物が、ラッセルの人間的魅力を強く感じさせるとすれば、その故であろう。原理的部分とは主として論理学・数学・物理学にかかわる哲学的分析の仕事であり、本書はその分析によって真と認めえた理論を次々と要約して示しているのである。しかも青年時代のヘーゲル哲学との別れなどは、劇的表現さえともなう。デカルトの分析とヴォルテールの自由思想とシュリの熱情とを持続した人、ラッセルの哲学の総決算書といった趣きの本。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    ナチス政権下の公法学者であったシュミット。
    ワイマール体制下、議会制民主主義を批判し、独裁理論を考察しながら、ドイツの新しい政体を模索した問題の書。

    [ 目次 ]
    第1章 民主主義と議会主義
    第2章 議会主義の諸原理
    第3章 マルクス主義思想における独裁
    第4章 議会主義の敵・直接的暴力行使の非合理主義的諸理論

    [ 目次 ]


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著者プロフィール

1872-1970。イギリスの哲学者。17世紀以来のイギリスの貴族ラッセル家に生れる。ケンブリッジ大学で数学・哲学を学ぶ。1895年ドイツを訪れ、社会民主主義の研究に打込む。1910-13年にはホワイトヘッドと共に画期的な著作『プリンキピア・マテマティカ』(3巻)を著わし、論理学や数学基礎論に貢献した。第一次大戦が勃発するや平和運動に身を投じて母校の講師の職を追われ、1918年に4カ月半投獄される。1920年労働党代表団とともに革命後のロシアを訪問。以後社会評論や哲学の著述に専念、ヴィトゲンシュタインとの相互影響のもとに論理実証主義の形成によって大きな影響を与えた。1950年哲学者として3度目のノーベル文学賞受賞。また原水爆禁止運動の指導者のひとりとして99歳の生涯を閉じるまで活動を続けた。多数の著作のうち邦訳の主なものは『西洋哲学史』(1954-56)のほか『懐疑論集』(1963)『ラッセルは語る』(1964)『人生についての断章』(1979)『私の哲学の発展』(1979、以上みすず書房)『哲学入門』(1965、角川書店)『ラッセル自叙伝』(全3巻、1968-73、理想社)など。

「2020年 『西洋哲学史【新装合本】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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