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- Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622050575
作品紹介・あらすじ
母親や妻マルタへの感情、父親や弟子であるユングとの関係、宗教観と政治観…師フロイトが精神分析を確立する過程を、人間関係そして時代状況のなかで描く。
感想・レビュー・書評
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エーリッヒ・フロムに大きな影響を与えた思想家の一人であるフロイトを、フロム自身が批判を交えつつ解説。私自身はフロイトその人についてはあまり知りませんでしたので、フロイトが自身を偉大な英雄と同一視していたのではないかという話(フロイトはハンニバルを気に入っていたとか)や、フロイト自身が持つコンプレックスや、精神分析の運動が政治的であるという話など、興味深く読めました。フロムの本としては難しい部類に入るように感じています。
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