人生についての断章 新装版

  • みすず書房
3.80
  • (1)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 26
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622071549

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1930年代に書かれたこの本がすでに指摘しているように、
    関心や興味がなければ、人は新聞も雑誌も買わないし読まない。
    つまり、興味や好奇心を煽るために好き嫌いの感情をあらわにしたものなら売れるわけで、
    そこには当然のごとく意図的な偏向が生じるのも止むを得ないことなのではないかと。

  • 13
    21〜
    36〜
    40
    46
    59

  • 不況と不安の30年代アメリカの新聞に連載されたコラムであるが、現代の日本と通じるところがある。そんなところにある問題に対する彼の処方箋には大変納得させられる。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1872-1970。イギリスの哲学者。17世紀以来のイギリスの貴族ラッセル家に生れる。ケンブリッジ大学で数学・哲学を学ぶ。1895年ドイツを訪れ、社会民主主義の研究に打込む。1910-13年にはホワイトヘッドと共に画期的な著作『プリンキピア・マテマティカ』(3巻)を著わし、論理学や数学基礎論に貢献した。第一次大戦が勃発するや平和運動に身を投じて母校の講師の職を追われ、1918年に4カ月半投獄される。1920年労働党代表団とともに革命後のロシアを訪問。以後社会評論や哲学の著述に専念、ヴィトゲンシュタインとの相互影響のもとに論理実証主義の形成によって大きな影響を与えた。1950年哲学者として3度目のノーベル文学賞受賞。また原水爆禁止運動の指導者のひとりとして99歳の生涯を閉じるまで活動を続けた。多数の著作のうち邦訳の主なものは『西洋哲学史』(1954-56)のほか『懐疑論集』(1963)『ラッセルは語る』(1964)『人生についての断章』(1979)『私の哲学の発展』(1979、以上みすず書房)『哲学入門』(1965、角川書店)『ラッセル自叙伝』(全3巻、1968-73、理想社)など。

「2020年 『西洋哲学史【新装合本】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

バートランド・ラッセルの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×