アイ・ウェイウェイは語る

  • みすず書房
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本棚登録 : 88
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622076476

作品紹介・あらすじ

「同世代にこんな凄い人がいたのか!」文革時代に僻地で育ち、80年代ニューヨークを生き、今や中国を牽引するマルチアーティスト+アクティヴィスト発言集。

感想・レビュー・書評

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  • ううむ。坪内あとがきによると、かなり急いでつくった本らしいが、この翻訳はどうなのか。

  • ☆中国在住のアーティストらしい

  • 北京オリンピック・スタジアム“鳥の巣”を手がけたアーティストの対談をまとめた本。
    中国と芸術家との関係、ブログをアートと位置づける視点が興味深かった。

  • 今やアラーキーみたいなヘアスタイル。文化財の壷に対するその態度にもやられる。痛快。ツーカイ。

  • ウェイウェイの言葉だけじゃなく、作品も紹介されてると、もっとイメージ沸いたような気がするなぁ・・・。翻訳も固い印象があるかも。でも個人的に中国の人も文化も好きだけど、抑圧っていう意味ではだいぶ問題あるのは伝わってきた。

  • 映画「アイ・ウェイウェイは謝らない」公式サイト│2013年11月全国公開
    http://www.aww-ayamaranai.com/

    映画「アイ・ウェイウェイは謝らない」が2013年11月から東京・渋谷のイメージ・フォーラムをはじめ全国公開されます。ナショナル・ボード・オブ・レビュードキュメンタリー部門トップ5、サンダンス映画祭審査員特別賞、ナンタケット映画祭最優秀ドキュメンタリー賞、テルライド・マウンテン映画祭ディレクターズ・チョイス賞、ハーグ映画祭学生観客賞受賞作。監督・撮影・共同編集アリソン・クレイマン、出演アイ・ウェイウェイほか(配給キノフィルムズ)。
    アイ・ウェイウェイ(艾未未)――アーティスト、建築家、キュレーター、出版人、詩人、都市計画家。世界でもっとも重要なクリエイター、文化人のひとりに、ハンス・ウルリッヒ・オブリストが何年にもわたって連続インタビューを実現。その驚くべき対話に、同世代人たる坪内祐三が感嘆を込めた共感のメッセージを寄せる。『アイ・ウェイウェイは語る』は、政治的、芸術的自由の必要に改めて気付かせてくれる必読書。
    http://www.msz.co.jp/news/event/

    みすず書房のPR
    「「もし芸術家たちが社会の良心を裏切ったら、人間であることの根本原則を裏切ったら、いったい芸術はどこに立っていられるんだい?」
    アイ・ウェイウェイ(艾未未)――アーティスト、建築家、キュレーター、出版人、詩人、都市計画家――は、芸術の概念を拡張しつづける、世界でもっとも重要なクリエイター、文化人のひとりである。
    ハンス・ウルリッヒ・オブリストが何年にもわたって実現した、この連続インタビューで語られるのは、陶芸、ブログ、自然、哲学などのテーマ、そして作品を養ってきた無数の影響にまでおよぶ、彼のアート人生の諸相である。さらに、父親と、父が追放された地で送った子供時代について、そして今日の中国政府への批判も、率直に語られている。
    これらの驚くべき対話は、アイ・ウェイウェイの思想と仕事の並はずれた複雑さにたいする、比類なき洞察をもたらしてくれるだけではない。個人にとって、政治的、芸術的自由がいかに必要か、改めて気付かせてくれるための必読書となった。
    同世代人たる坪内祐三が、感嘆を込めた共感のメッセージを、本書に寄せている。 」

  • 中国人アーティスト アイ・ウエィウエィのインタビューブック。
    ハンス・ウルリッヒ・オブリストとの会話が、彼の人格を浮き彫りにする。父アイチン(30年代にパリでアートを学んだ詩人)の半生から、ウエィウエィが過ごしたNY、帰国した文革後の中国。彼が活躍したフィールドと、アーティストとしての歩みが自分の言葉で語られる。詩、建築、キュレーションに関する彼の思考を知る事ができる良書。

    書中に出てきた、「ウィットゲンシュタイン・ハウス」と灰白黒の本と手に取りたいと思う。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784622076476

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著者プロフィール

現代美術家、人権運動家。1957年、中国現代詩壇を代表する詩人アイ・チンを父に北京で生まれる。生後すぐに父が下放され、一家で新疆ウイグル自治区に移住、16年を過ごす。1978年北京フォルムアカデミーに入学するが、すぐに渡米。ニューヨークを中心に滞在し、西洋の近現代美術と出会う。1993年に帰国し、出版や展覧会を企画、多数の建築プロジェクトを手がける。2007年の「ドクメンタ」展、および2008年の北京五輪メインスタジアム「鳥の巣」の設計で一躍国際的にその名を知られるが、五輪の祭典とは距離を置く。一方で、同年起こった四川大地震で、倒壊した校舎の下敷きになり亡くなった何千人もの子どもたちの調査に着手。以降、人権運動を本格化するに伴い、政府による直接的な介入が日常化する。2009年7月、森美術館で日本初の本格的な個展「何に因って?」が開始。46万人を動員する。2011年4月、北京空港で拘束され、81日間の拘留。現在も移動を制限されているが、ツイッターや欧米メディアを通じて活発な発言を続けている。

「2013年 『アイ・ウェイウェイ主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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