カール・シュミットとその時代

  • みすず書房 (2019年4月2日発売)
5.00
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 28
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784622087854

作品紹介・あらすじ

カール・シュミット(1888-1985)とは何者か。政治思想家なのか法学者なのか。ナチス・ドイツの御用学者なのか、それとも状況に反応するカメレオン的人物なのか。『政治的なものの概念』『政治的ロマン主義』『政治神学』『憲法論』『現代議会主義における精神史的地位』など多くのロングセラーをもち、同時代のベンヤミンやその後のデリダ、アガンベンなど数々の論者も言及するシュミットの全体像を、青年時代から晩年までの作品読解を軸に、当時の国法学者や政治家の動向やシュミットの日記・書簡を通して、第一人者が描く。
シュミットが活躍をはじめたワイマール共和国期は、国内の政治経済が混乱し、国外からの圧迫も多く、ワイマール憲法に基づきながらも、緊急権が連発されていた。本書の中心テーマは、シュミットが「非常事態=例外状態」をどのように解釈したのか、その解釈がいかに変容し、ナチス時代には「総統が最高の司法」とまで言うようになったのか、その変容のプロセスおよび「緊急事態=例外状態」のあり方を、シュミットの思想の可能性と限界に迫りながら考察するものである。
憲法と国家はどちらが優先するのか。「緊急事態=例外状態」は法秩序の内にあるのか外にあるのか。シュミットの生涯の軌跡を媒介として、法と国家とわれわれのあり方について考える。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 伝記とともに、主要著書の解説も兼ねているので便利な本。ただし、著者はカール・シュミットにかなり好意的に捉えているところが目立つ。研究者としての思い入れなのだろう。

  • 東2法経図・6F開架:311.2A/Ko24k//K

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1952年 福岡県生まれ
早稲田大学政経学部卒、京都大学法学研究科博士課程修了。博士(法学)
現在 大阪国際大学教授、同志社大学非常勤講師

「2021年 『矢内原忠雄とその時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

古賀敬太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×