- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784622090922
作品紹介・あらすじ
◆「自分」が皮膚の内側にいると思ったら大間違い。皮膚こそ、自分そのものであり、つねに私たちのすべてを語っている。皮膚は「さまざまな感情や考え、あるいは問いに覆い隠された見事な謎」であり、健康、美容といった生活面はもちろんのこと、「哲学や宗教、言語まで、単なる物質的なあり方をはるかに超えた影響力を及ぼしている」と著者は言う。
◆本書が提供するのは、著者の専門である科学・医学はもちろん、社会・心理・歴史などの領域を含む、広大な皮膚の世界を巡る旅だ。ポケットから鍵を取り出してドアの鍵を開けるという動作一つとっても、皮膚がどれほど精妙に機能しているか。自分の皮膚の実力に驚き、自分をちょっと見直したくなる本だ。
◆米英で大好評を得て2019年Royal Society Science Book Prize候補作にもなった秀逸な科学読み物の、待望の邦訳。
感想・レビュー・書評
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鍼灸師を含めて皮膚を介した医療で仕事をしている人全てに読んで欲しい。
解剖学や組織学など様々な知識を串刺しにしかもドラマティックに書いています。 -
難しい本…そしてつまらない…読んでいて楽しくない…読書ってもっと楽しいものだと思ってた…読んでてこんなに辛いのも久しぶり。皮膚について知りたい!という気持ちはあったのだけれど…
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★★魅力的な書き出し。重さ9キロ、面積2平方メートルに及ぶという驚きの皮膚。ふだんは意識しない皮膚の強さや内臓とのつながりなど、トピックはとても興味深い。のだが、途中から頭に入りづらくなる。ひとまず5章まで読了
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OPACへのリンク:https://op.lib.kobe-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2002313227【推薦コメント:いろいろな切り口を含めた視点がユニーク】
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