原初的コミュニケーションの諸相

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  • ミネルヴァ書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623027972

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  • 著者は、乳幼児と養育者とのあいだのコミュニケーションのありようを、現象学の「間主観性」の具体的な現われとして記述することをめざしています。

    乳幼児と母親とのあいだで言語によらない精妙なコミュニケーションがおこなわれていることを、動物行動学の観点から解き明かした本に、正高信夫の『0歳児がことばを獲得するとき』や『子供はからだでことばを覚える』(ともに中公新書)がありますが、本書は同じようなテーマを現象学的な観点から考察しています。

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著者プロフィール

中京大学心理学部教授。京都大学博士(文学)。専門は発達心理学、発達臨床心理学。関係発達論の提唱者。
1943年生まれ。京都大学文学部哲学科卒業、京都大学大学院文学研究科修士課程修了。島根大学教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を経て、2007年より現職。
近著『〈育てられる者〉から〈育てる者〉へ』(NHKブックス、2002年)、『エピソード記述入門』(東京大学出版会、2005年)、『ひとがひとをわかるということ』(ミネルヴァ書房、2006年)『障害児保育』(ミネルヴァ書房、2009年)、『エピソード記述で保育を描く』(共著、ミネルヴァ書房、 2009年)、『保育・主体として育てる営み』(ミネルヴァ書房、2010年)など多数。

「2011年 『子どもは育てられて育つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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