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- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623029365
作品紹介・あらすじ
近代の家族とは、どのような構造と特徴をもち、変遷していったのか。本書は、スペイン、アメリカ、イギリス、フランス、中欧、ロシアを取り上げ、地域的条件と歴史的プロセスに規定される労働と家族の多様な姿を把握。「西洋的結婚パターン」との偏差、歴史人口的構造の諸特徴、結婚・家族政策、性別分業、家計構造、ライフサイクル、出稼ぎ労働などテーマの重点に応じて取り扱う。各章末に文献解題を付し、ヨーロッパにおける最近の家族史研究の特徴や動向を概括。
感想・レビュー・書評
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ヨーロッパ各国の近代の家族史に対する優れた書籍ではあるのですが、入門として読むには難しく、詳しく知るには文中で解題されている書籍に当たれば良いので、ブックガイドとして読むのならお勧めであろうと感じます
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11月の5冊目。今年の191冊目。
家族史研究の論文集。イギリス史まではそれなりに精読していたけど、フランス史以降はパラパラと眺めただけ。人口動態の推移を扱っているものが多いが、それはそれで重要なんだけど、やっぱりもう少し目的を明らかにしてほしいところがある。まぁ自分の求めていることが書かれていなかったので、ないものねだりといえば、そうなんですがね。
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