転職: ネットワークとキャリアの研究 (MINERVA社会学叢書 4)
- ミネルヴァ書房 (1998年11月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623029785
作品紹介・あらすじ
本書は、就職および転職がどのように行われるのか、すなわち労働者と職業が結びつくメカニズムを解明した先駆的実証研究である。著者は、米国のホワイトカラー労働者の調査から、職業を見つける際にネットワーク(人的つながり)が重要な役割を果たし、特に情報伝播において弱い紐帯が利点を持つことを発見し、有名な「弱い紐帯の仮説」を導き出した。その調査以来二十年間の労働移動に関する最新の研究成果を吟味し、総括的な結論を提供する。また著者が「新しい経済社会学」を樹立する契機となった論文「経済行為と社会構造-埋め込みの問題」も収録し、経済行為全般に及ぼす社会構造の影響を指摘する。
感想・レビュー・書評
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佐藤郁哉のおすすめ本である。社会人にとってはいいのかもしれないが、学部生の授業で利用すると、これから就職する学生にはあまり意欲がわかない本なのかもしれない。
博士論文を書籍にしたので、学部の学生にはレベルが高い。またすぐ読めると思っていたがページ数の割には読むのには時間がかかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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