開発と教育協力の社会学 (MINERVA TEXT LIBRARY 47)

制作 : 山内 乾史 

• ミネルヴァ書房 (2007年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

近年、途上国を中心とした地域に焦点を当てた教育研究の分野として、国際教育開発論、国際教育協力論という領域が注目されている。先進国の教育研究を中心に扱った比較教育学にくらべて、開発援助政策論や国際経済論といった政治学や経済学からの関心も高い。本書は、日本の教育協力の理論と実際をわかりやすく解説した入門書である。

感想・レビュー・書評

[ピヨピヨさんの感想 · 2010年2月8日]

神戸大学大学院国際協力研究科にゆかりのある執筆者陣による、開発教育から教育開発まで幅広く取り上げた入門書兼授業用教科書。タイトルに「社会学」とある通り、移民・難民に対する教育やフリーターを扱った章もあり、ちょっと新鮮です。

第Ⅰ部　国際理解教育・開発教育とは
第Ⅱ部　移民・難民の教育と職業
第Ⅲ部　教育開発と教育協力のケース・スタディ
第Ⅳ部　東アジアの教育政策