15のテーマで学ぶ中世ヨーロッパ史

  • ミネルヴァ書房
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本棚登録 : 76
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623064595

作品紹介・あらすじ

現在までつづくヨーロッパ文明の要素の多くは、中世に、北フランス、ドイツ西部、北イタリアなどの西ヨーロッパ中核地域で生まれ、ヨーロッパ全域に普及した。本書は、このような中世ヨーロッパ文明を、宗教、政治経済から衣食住や芸術まで、15のテーマから読み解く。従来の時代順・国別の概説書とは異なる、新たな中世史概説テキスト。

感想・レビュー・書評

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  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    多くの著者が15のテーマに沿った内容を書いているので興味があるテーマだけを読むだけでも十分に面白かった。自分が特に面白かったと感じた内容は「貴族制度と封建制」、「都市という環境」の2つで前者に日本の武士と共通点が存在していることに驚き、新たな知識を楽しく読むことができた。後者は日本史では余り登場しない都市による自治制度に関してで、日本で都市が生まれなかった理由は壁の有無にあるのではないかと感じた。壁による内外の区分けが内側での自立心のようなものを芽生えさせたことを考えれば、逆説的に日本には壁がないから都市の自治権が生まれなかったのではないだろうか。
    まあ、堺のような場所は存在するし、広い意味で考えれば自治権はないものの京都や福岡、さらには比叡山のような場所も年に当たるのかもしれないな。

  • 中世ヨーロッパ文明を15のテーマで読み解く本。
    宗教・統治だけでなく、都市や農村、衣食住、
    美術や音楽についても書かれています。
    歴史を辿るだけではわからない中世の生活を知るには、
    良い内容です。
    また、どのテーマでもキリスト教が関わっています。
    いかにヨーロッパ全体に広がっていったかもわかります。
    それぞれのテーマ毎に執筆者がおり、
    参考文献は紹介文付き、面白いコラム、
    巻末には人名と事項の索引・・・入門書としても良いです。

  • ゼミの本、1章と13章以外は流し読み

  • 宗教・政治・農業・交易・衣食住・文化・芸術など、中世ヨーロッパを構成する諸要素をひもとき、多彩なトピックから当時の社会を読み解きます。現代ヨーロッパ文明の起源をたどれる、新たな中世史テキストです。

  •  「歴史のなかで中世ヨーロッパ文明は、どのような要素でこうせいされたのか」これを15のテーマから論じている一冊です。そのテーマには歴史的な出来事はもちろんのこと、当時の人々や生活など興味深いものまで設定されています。様々な視点から中世ヨーロッパ文明の構成要素をを考えることのできる本です。
    (匿名希望 教育学部 社会)

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著者プロフィール

1957年生まれ。ナンシー大学大学院歴史・人類学研究科修了。現在、早稲田大学教授。専門はフランス中世・近世史。著書に『ヨーロッパの中世5 ものと技術の弁証法』など。

「2015年 『図説 中世ヨーロッパの暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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