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- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623071258
感想・レビュー・書評
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<感想>
民俗学とはなんぞや?と思い読んでみた。
旧い田舎の共同体の研究かと思っていたが、現代の都市にも「風習」と呼べるものが残っているようだ。広義に解釈すると、会社も共同体であり、職場の暗黙知や長年引き継がれた空気・価値観なども「風習」に該当しそうだ。そう考えると非常に興味深い学問である。
いわゆる「お局」は風習を守る共同体の重鎮みたいな存在なのかもしれない。
そして「空気を読めない」人間は、共同体の風習に馴染めないだけなのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館本。 んー「はじめて学ぶ民俗学」という割には情報を入れすぎている気がする。架空の女子大生アイの日常エピソードと関連付けて各章語られているけれど、べつになくてもいい気がする。著者は編集も含めると35人もいるので、文体がころころ変わって何だか読みにくかった。各章、短い割には地域を絞って細かく書かれている。けれどもっと他に沢山の事例があるので、これが全てだと思って読んでしまう人もいるかもしれない。なんだが苦い感想なったけれど、初めて学ぶというよりは、少し学んだ人におすすめな本だと思う。
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とっつきやすい。一方、民俗学の定義がなく、すっきりしない。
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