後白河天皇 日本第一の大天狗 (ミネルヴァ日本評伝選)

  • ミネルヴァ書房 (2015年2月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784623072927

感想・レビュー・書評

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  • 場当たり的な対応で混乱を助長させた悪主なのか、動乱の時代を乗り切った強かな人物なのか、はたまた運が強かっただけなのか、読み終わってさらに自分の中の人物像が混乱したような気もする。源平争乱を天皇家の立場から見る視点も面白い。

  •  政治史や宗教関係史中心で、「梁塵秘抄」に結実した今様との関係について深く追究していない点が残念。

  • 後白河天皇:1127〜1192 平安時代末期の天皇

    鳥羽天皇の第四皇子として生まれ、近衛天皇崩御ののち皇位を継承し、譲位後は上皇・法皇として院政を敷いた。保元・平治の乱、治承・寿永の乱と、激動の時代を生き抜いた法皇の真の姿に迫る。

    [ここがポイント]
    ◎ 激動の時代を生きた天皇の生涯を、平易な文章で描き出す。
    ◎ 武士、貴族、仏教勢力三つ巴の権力抗争の中で君臨しえた理由に迫る。

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著者プロフィール

1957年、東京都生まれ。現在、立命館大学文学部教授。 ※2021年11月現在
【主要編著書】『白河法皇』(KADOKAWA、2013年)、『院政』(増補版、中央公論新社、2021年)。

「2021年 『摂関政治から院政へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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