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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623077151
作品紹介・あらすじ
人の「行為」や「生き方」は情報処理論や認知科学で説明できるものではない。「文化」に生きる人間は,その文化に根ざす「意味」とのたえざるかかわりにおいて「自己の物語」を紡ぎだしていく。つねに人間研究のあるべき姿を探求しつづけてきたブルーナーが21世紀への希望を<意味の復権>に託した。ナラティヴにかんする研究がさかんになっている現在,ますます古典的名著としての価値が高まっているブルーナーの主著を,装いを新たに刊行する。(原書 Jerome Bruner, Acts of Meaning, Harvard University Press, 1990.)
感想・レビュー・書評
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ナラティブ系の基本図書、古典というわけで、読んでみた。
ブルーナーは、心理学の範疇外の議論も組み合わせながら、意味の復権を提唱する。
が、これはかなり難解かな〜。いろいろな心理学系の本とか、ホワイトの難解なナラティブ・セラピーの本とか、クリフォード・ギアツの解釈人類学とか、ウィトゲンシュタイン、オースティンの言語哲学みたいなそれになりに関係しそうな本も読んでいるんだけど。。。。
訳者の前書きやあとがきでも、難解で苦労したという話しがいっぱい書いてあって、やっぱこれは難しい本なんだな〜、と。
そういうわけで、細かい議論ところまでは、理解が及んでいないのだが、大きなところは、ぼんやりと分かった気にはなった。
「一応、読んだ」と言える満足感。
星の数は、私の「満足感」を表現したもので、本の価値とは関係ない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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