マンガ・アニメで論文・レポートを書く:「好き」を学問にする方法

制作 : 山田奨治 
  • ミネルヴァ書房
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本棚登録 : 114
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784623079421

作品紹介・あらすじ

マンガ・アニメで研究するとはいかなることなのか。表現論・作家論・作品論に偏ることなく、実社会との接点を重視した研究はいかになされるのか。マンガ・アニメを題材に論文を書きたいという国内外の学生が増える一方、現状の大学教育ではそれに対応できていない。本書では、マンガ・アニメで論文を書く際の「お手本」を学際的な観点から作り、学生や教員の一助となることを目指す。

感想・レビュー・書評

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  • 大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
    https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/667549

  • 好きを研究することは素晴らしい。
    内容も読む易い。
    ただ、マンガは世界的。
    否定の仕様もないものである。

  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1240494

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/604231

  • 子ども図書館で展示してあった。最初にこの本の対象読者について各章の説明があった。
     実際に卒論のテーマ選びでマンガアニメを選ぶことの注意点を説明していたが、コラムだけだった。
     多くの章が、卒論研究方法を意識した学習者へのアドバイスかどうかはわからなった。
     もっと卒論についての説明が多かったら、学生が助かると思われる。

  • 2021年6月期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00534450

  • 第1部 文化・社会からマンガ・アニメへ(語り―マンガ・アニメの伝統的コンテンツからの継承性
    第2部 マンガ・アニメから文化・社会へ(舞台―日本のアニメ・マンガと観光・文化・社会

  • 漫画・アニメを題材にした論文が収録されている本。
    書名からして、漫画・アニメで論文・レポートを書くのに役立つ方法や注意する点、基本知識などが書いてあるのかと思ったら、そういう視点の話はほとんどなかった(しいていうなら、コラム6の『卒論テーマは「韓国でマンガが大人気」です!』と第11章の6節『研究法のまとめ』は論文を書くのに必要なことが書いてあったように思えた)。
    いろいろ書いてあったけど、第4章の伝記学習マンガの話が面白かった。昔と今じゃあ、だいぶ雰囲気変わってるんだなと。抜粋した画像見てみると、今の伝記漫画は少女漫画雑誌にでも載ってそうな感じ。小学生の時はこういうマンガ好きでよく読んでたけど、久々に読んでみたくなった。
    そういえば、なぜか『孤独のグルメ』を題材にして書かれた論文が2つもあった。自分は見たことないので分からないのだけど、そんな論文にしたくなるようなマンガなのか。内容だけきいてると、他のマンガとくらべて特徴的だし、論文にしやすいのかもしれない。

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著者プロフィール

山田 奨治(やまだ・しょうじ)
1963年生。現在、国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学教授。京都大学博士(工学)。専門は情報学、文化交流史。筑波大学大学院修士課程医科学研究科修了後、(株)日本アイ・ビー・エム、筑波技術短期大学助手などを経て現職。ケンブリッジ大学ウォルフソン・カレッジ、フランス国立社会科学高等研究院、ハーバード大学ライシャワー研究所で客員研究員等を歴任。主な著作に、『日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか』『日本の著作権はなぜもっと厳しくなるのか』『東京ブギウギと鈴木大拙』(以上、人文書院)、『〈海賊版〉の思想 18世紀英国の永久コピーライト闘争』( みすず書房)、『禅という名の日本丸』(弘文堂)、『情報のみかた』(弘文堂)、『日本文化の模倣と創造 オリジナリティとは何か』(角川書店)など。『東京ブギウギと鈴木大拙』で第31回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞。

「2021年 『著作権は文化を発展させるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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