薬害エイズで逝った兄弟:12歳・命の輝き (シリーズ・福祉と医療の現場から)
- ミネルヴァ書房 (2017年5月20日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784623080526
作品紹介・あらすじ
1980年代、血友病の患者に投与された非加熱血液製剤が、HIVへの感染を招いた「薬害エイズ」問題。この薬害エイズにより、ともに12歳で亡くなった二人の兄弟がいた。当時、二人の遺族に取材したルポルタージュの復刊。2016年には、遺族・被害者と国・製薬会社の裁判の和解が成立してから20年の節目をむかえた。この20年で薬害はどのような歩みをたどったのか、悲劇を繰り返さないためにはどうすればよいか、考えるきっかけとしてほしい
感想・レビュー・書評
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この本は 1997年の取材をもとにして 作られた本でした。
私たちが エイズという言葉を見聞きした当時は
病気についての 色々な情報がありました。
そして 差別もありました。
当時 血友病で 投与された製剤によって
エイズに感染された 幼い兄弟。
私たちは ニュースなどで
薬害エイズの被害者の人数などは 見ることはあっても なんとなく 他人事のように思っていました。
しかし こうしてその亡くなってしまった人達の
生きた証を見ると どうして彼らが?!、、、って 思います。
幼い子供たちが そして 差別や偏見を恐れて 肩身の狭い思いをなさったご両親たちの つらい事は 私たちは 知る事ができません。
未だに苦しんでいる人達もいます。
薬害エイズだけじゃなく 他にも
医薬品による被害があります。
厚生省とか 病院や医師や 製薬会社などには
今後は二度と こういう事がないように 努力をしていってもらいたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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