日本の憑きもの: 俗信は今も生きている

著者 :
  • 未来社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784624200015

作品紹介・あらすじ

憑きものの種類・分布からその社会構造・憑きもの筋・行者・社会倫理等憑きもののあらゆる側面を多くの資料と調査によりつつ総合的に究明した名著。

目次
一 憑きもの梗概
 1 課題と研究の立場
 2 種類と分布
  A おさき
  B くだ
  C いづな
  D 人狐
  E 外道
  F とうびょう
  G 犬神
  H やこ
  I その他の動物霊
  J とりつきすじ
  K イチジャマとクチ
二 憑きもの筋の残留
 1 少数地帯と多数地帯
 2 多数地帯の実態
  A 島根県出雲地方の実態
  B 島根県隠岐島前千御法の実態
  C 大分県南部Y村の実態
  D 高知県西南部のT村の実態
 3 多数地帯の成立
三 憑きものによる社会緊張
 1 憑きもの筋自身の態度
 2 非憑きもの筋側の態度
 3 婚姻統計に現れた社会緊張
四 憑きもの及び憑きもの筋の特徴
 1 憑依動物の特徴
 2 憑依症状の特徴
 3 憑きもの筋の特徴
  A 島根県東部N部落の場合
  B 島根県半島部D浦の場合
  C 大分県南部O浦の場合
  D 高知県西南部G部落の場合
五 憑きものと行者
 1 憑きもの落としとその方法 その一

感想・レビュー・書評

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  • 時間、かかりましたがようやく読み終わりました。
    書いてある内容もすごいので、理解できたかどうかは疑問ではありますが、とにかく、面白かったです。
    興味本位に読無だけで終わってはいけない本なのかもしれませんが、色々と勉強になりました。
    あとがきが昭和34年でしたので、かなり古い書籍の復刊です。
    載っている参考文献が、難しく、やっとこさでしたが、何とか読みました。かなり久しぶりにレ点のある文書読んだかも。
    ぎっしりとした 内容の本です。

  • 「憑きもの」のバイブル的な書物。

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