早川孝太郎全集 11 民俗研究法・採訪録 (11)

著者 :
制作 : 宮本 常一  宮田 登 
  • 未来社
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  • Amazon.co.jp ・本 (556ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784624901110

作品紹介・あらすじ

民俗事象を把握する鋭い感覚と類いまれな民俗採訪の能力で名著『花祭』『三州横山話』『古代村落の研究 黒島』『農と祭』などを著した早川孝太郎は、農業発展・農家経営の向上にも力を注いでいた。本巻にはそうした早川の民俗研究の目的・調査姿勢が示される著作約60篇を「研究法と調査」「家と民具」「採訪と聞書」に構成して収録する。

目次

研究法と調査
   民間伝承の採集
   民俗研究の一つのゆき方
   資料採集の潮時
   民俗採訪余事
   民俗採集法
   外貌と内容
   樹木と色
   鳥追い行事のもつ特異性
   伝承保有者の一面
   伝承者のこと
   民俗学と常民
   事実の普遍性
   東北民俗の調査研究
   鹿児島県の民俗
 
家と民具
   オージという地名
   「おかた」という家のこと
   家名のこと
   あみだ屋敷
   再び屋敷のこと
   日本の家
   日本の農家
   農家と生活に
   いわゆるオヂボーのこと
   女性生活史の一部面-タヤのこと-
   女性と家
   いろりの座席
   爐辺
   薪のことなど
   竈屋のこと
   日本の鍬
   鍬と鎌=鍬鎌は「百姓の表道具」
   れんじゃく其他-農村生活器具図説-
   雪具考
   かんろく羽織
   夜衾のこと
   もんぺの話
   器物の名称について

著者プロフィール

1889(明治22)年12月20日~1956(昭和31)年12月23日。大正から昭和時代の民俗学者。画家を志して松岡映丘に師事。松岡映丘の兄・柳田國男に師事し、多くの民俗調査を行った。愛知県奥三河の花祭と呼ばれる神楽を調査して『花祭』を刊行。農山村民俗の実地調査につとめた。

「2017年 『猪・鹿・狸 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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