- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784627922013
作品紹介・あらすじ
●主要なエネルギー源を網羅! 太陽光・太陽熱,風力,バイオマス,小規模水力,地熱,波力・潮汐,温度差・雪氷・熱電の各技術を取り上げます●
固定価格買取制度(FIT)の導入により,さらなる普及が期待されている再生可能エネルギーの技術について,初歩から応用まで総合的に解説します.
本書の特長
・発電・エネルギー機器に携わってきたベテランエンジニアを中心に,工学の立場からていねいに解説
・エネルギーを有効利用するための分散ネットワークと,技術者自身が知っておくべき経済性の評価についても解説
・統計や概念図などのわかりやすい図表を数多く掲載
・テーマの背景にある政策や経済のポイントを整理
この技術の全体像を知りたい初級技術者,学生のほか,業務の参考資料として自治体職員,メディア関係者にもおすすめです.
感想・レビュー・書評
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再エネ全般についてわかりやすい
少し情報は古いが役にたつ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再生可能エネルギーについて、太陽光、風力などの個別エネルギーについての技術的概要と課題、エネルギー利用のための分散ネットワーク、そして導入から評価法までの全体像を俯瞰することのできる良書。バイオマスや未利用エネルギー、系統連系の重要性も扱われており漏れが無い。あまり取り上げられることの無い、これまで廃棄されていた地下水や下水などの温度差エネルギー、氷雪、工場の排熱などの未利用エネルギーについても採取技術、発電技術、実施例まで取り扱っているのは非常にポイントが高い。このことからも単にブームだから再生可能エネルギーを扱っているのではなく、本当に再生可能エネルギーを活用しようという姿勢が伺える。