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- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634151345
作品紹介・あらすじ
戦国時代になり、初めて各地の大名は天皇や将軍といった支配者から離れて独自の領国経営を確立。文化を取り入れ、新たな開発を行いながら、戦いの準備をしていた。
本書では、戦国大名たちががいかに戦国大名の道を歩んだのかと、戦国大名を象徴する合戦や城郭についても、各大名に優れた専門家がそれぞれ執筆。さらに国史跡・合戦図屏風・鎧などの歴史文化遺産を多数収録した。
感想・レビュー・書評
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早雲から政宗まで著名な戦国大名にスポットを当て、彼らの統治法、勢力拡大、外交を通じて、統一に至るまでの日本を俯瞰する。戦国大名たる条件として検地や分国法は共通しているが、重商主義の信長の検地が申告制が多く、農業政策もさほど熱心でなかったという記述は興味深かった。城郭の空撮写真が多用されており、どのような地形が根拠地に選定されたか見やすかった。
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何度も聞いたような話が、新しい情報でアップデートされ、カラー図版、写真で分かり安く書かれており、戦国好きの暇つぶしには良い一冊。信長の改革が過去に言われてきたほど革命的ではなく、漸進的なものであったことなど、定説であふれかえる日本史でももちょっとずつ更新されていくのだなと感じる。
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