歴史世界としての東南アジア (世界史リブレット 12)

著者 :
  • 山川出版社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (90ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634341203

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた。
    リブレットということで、100ページも無い薄いパンフレットのような本。通勤時に軽く読み終われる。
    1996年発行ということで、いささか古い本ではある。当時は「東南アジアの歴史が昨今、非常に興味を持たれている」時代だったらしい。
    それはさて置いても、東南アジアの歴史学を広く俯瞰できる良本と思う。古代から現代まで、どんな歴史を東南アジアが歩んできたかをざっと学べる。

    もっと深い本も読んでみたいと思いました。

  • 東南アジア史を把握するための様々な枠組みを研究史とともに紹介するやや異色の構成だが、比較的周辺的で新しい分野の研究の進展が望まれて興味深い。参考文献リストあり。

  • 学習教材向けに書かれた本のため厚みに対して値段が高い。内容はいい。

  • 当たり前だと思っていた「国家」という概念が当たり前ではないとわかる。
    東南アジア研究史を通して「東南アジア」という世界を説明している。

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著者プロフィール

1955年生まれ。大阪大学大学院文学研究科・教授
(主要業績)
『中世大越国家の成立と変容』(大阪大学出版会、2011年)、『市民のための世界史』(共編著、大阪大学出版会、2014年)、『海域アジア史研究入門』(共編著、岩波書店、2008年)など。

「2020年 『グローバルヒストリーから考える新しい大学歴史教育』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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