ヨーロッパの傭兵 (世界史リブレット 80)

著者 :
  • 山川出版社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (90ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634348004

作品紹介・あらすじ

戦乱に明け暮れた近世のヨーロッパ。軍事力の主体となってそれらの戦争を戦ったのは、傭兵であった。彼ら傭兵について、われわれはどの程度知っているだろうか。掠奪などの狼藉に明け暮れて、人々から恐れ蔑まれるだけの存在だったのだろうか。そもそも彼らはどのような社会層から生み出され、軍隊の中でどのような生活をし、農民や都市民とどのような関係をとりもったのだろうか。いまだにその多くが歴史の闇に覆われている傭兵の生活世界に注目し、近世ヨーロッパの軍隊と社会を考えること、それが本書のねらいである。

感想・レビュー・書評

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  • 三十年戦争から国民軍が登場するまでの間、ヨーロッパで活動した軍隊の性質に関する概説。いわゆる傭兵軍がどのように出来上がって、どのように経営され、そしてどのような戦争行為をしたのか、手軽に理解できる。

  • 三十年戦争での傭兵部隊について。
    人口が増えて→あぶれる次男、三男→傭兵に。
    出世する者もいたけどね・・・。
    民を虐げる兵も、民出身という事実。

  • 30年戦争~常備軍あたりの時代の傭兵達の生活や思想について書かれた本。

    大変分かりやすくて面白かった。

  • 2013/04/23

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著者プロフィール

中央大学文学部教授

「2022年 『法と文化の制度史 創刊第1号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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