- Amazon.co.jp ・本 (90ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634349612
感想・レビュー・書評
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2年間のフィリピン生活の終わりになって読んでみました。フィリピンの歴史については、別の本も読みましたが、本書は薄いながらも、主張はしっかりとしている。フィリピンの市民革命が未完だったことと、アメリカの支配が現在のフィリピンにおける、産業の未発達やアイデンティティの欠如といった課題の原因となっていると指摘する。英語、アメリカ文化の影響の大きさを生活の中で実感してきただけに、なるほどと思わされる内容。
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いい。短いのがいい。超うすい。超わかりやすい。これはもちろん褒め言葉。この本の短さはよく整理されたゆえの短さだ。アジアにおけるフィリピンの先進性と後進性、その複雑な歴史を丁寧に描いている。なおかつ日本との位置関係も整理されている。良著。
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[ 内容 ]
[ 目次 ]
フィリピンの歴史を学ぶということ
1 フィリピンにとっての近代
2 未完のフィリピン革命
3 近代植民地国家の形成
4 フィリピン近代史のなかの日本
[ POP ]
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