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- Amazon.co.jp ・本 (516ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634462014
作品紹介・あらすじ
世界歴史大系シリーズ「イタリア史」全3巻の第1巻で、
イタリア半島に展開した3000年のうち、古代から中世初期を扱う。
基本的に通史の形式をとりながら、古代経済論、社会史・心性史、ソシアビリテ論といった個別テーマを織り込んで、
(エトルスキの歴史から説き起こし、共和政ローマ・ローマ帝国、そしてビザンツ帝国・ランゴバルド王国・イスラーム勢力の錯綜する中世初期まで)
複層的な視点からその歴史を詳述する。
感想・レビュー・書評
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古代末期までを扱う。全体的に駆け足の感は否めない。その中で、マリウスの軍制改革の影響力を限定的かつ判然としないものとして扱う例にみられるように、近年の研究の成果を各所に取り入れていて興味深い。古代末期にも多くページを割いているが、ほぼ政治史の流れを追う記述になっている。欲を言えば、もう少しページ数が欲しかったところ。
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