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- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784635049702
作品紹介・あらすじ
「心」とは何かを、ダンゴムシに問う。T字迷路、行き止まり実験、水包囲実験、綱引き……ユニークな実験の中でダンゴムシが取る行動は、この身近で小さな生物に「心」があることを示唆する。ダンゴムシへのさまざまな実験を通して、「心とは何か」の問いの答えに迫る科学書の名作がヤマケイ文庫化。
感想・レビュー・書評
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心について。
心の評価方法が興味深かった。
心=隠れた行動部位。
心を確認することは、未知なる環境に置かれたときに発現する『隠れた行動部位』を確認すること。
動物実験で、通常心によって抑圧されている行動を発現させるためには、骨の折れる作業が必要なんだろうなと感じた。
準備段階から対象動物に対する理解、付き合いを深めていかなければならない。
様々な角度から実験結果を提示されることで、ダンゴムシにも心があるのかもなぁと同意するようになった。タコやイトヨなども。
あるいは石にも?
生き物はもちろん、モノに対しても、丁寧に扱うように心がけようかと。。
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