日本の野鳥 (山渓カラー名鑑) (山溪カラー名鑑)

著者 : 高野伸二

• 山と渓谷社 (1985年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[jubeさんの感想 · 2022年11月30日]

１９８５年の出版物なので、情報はちょっと古いところはありますが、
写真がとてもいいです。所謂図鑑写真（鳥だけ大写しになっていて、識別だけに使うようなガイド写真）ではなく、環境が分かる写真が多く、写真集的に眺めるのにもとても良い書籍です。イラストと説明文ももちろんあり、わかりやすい。
私は、確か１００円弱で古本屋で買ったんですが（前持ち主の名前が入ってるのでゴミ値）、探せば１００〜２００円ぐらいで見つかるので、見つけたら即買をおすすめしますわ。

[あっきぃさんの感想 · 2015年2月10日]

野鳥好きになったのは小学生のとき。
この図鑑が２０代前半で手元に来たときは、「やっと本格的な図鑑を自分のためだけに使える！」と嬉しかったのを覚えている。
何度も何度もめくって、調べて、ページが取れそうなところもあるくらい。
文章は最低限で、絵はなく写真が多いので、眺めているだけでも楽しいし、オスメスの違いや亜種などを学ぶ入口にはいいと思う。
（全部が網羅されているわけではないので、深掘りしたい人は更に調べることになる）
鳥たちの生き生きとした姿に触れながら、知識を増やすにはうってつけの図鑑。
厚くて大きいので持ち運びに向かないのは仕方ない。ハンディタイプの図鑑は別に持とう。

著者プロフィール

高野伸二

「1980年 『とり』 で使われていた紹介文から引用しています。」