ヤマケイ入門&ガイド 雪山登山 改訂版

著者 :
  • 山と渓谷社
4.60
  • (3)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 18
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635150392

作品紹介・あらすじ

雪山入門者に好評の入門&ガイドがリニューアル!より入門者、初心者にやさしいつくりになった最新版。雪山登山を始めたい入門者にとって知っておきたい雪山の知識と技術と、実際の登山計画の役に立つルートガイドが一冊に。前作をより読みやすくバージョンアップし、最新情報を掲載した改訂版。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 雪山登山にチャレンジしてみたいなぁーと思っていた中でモンベルで見つけたので購入、読了。

    改めて雪山について学んでみて、その複雑さが分かったなぁと…加えて、自学&本だけでは無理なことも理解できた(笑)

    全体像は何となく理解できたので、この知識をベースにして講習会等に参加して実際の動き方を学ぼうかなと。

    体系的に学べるのはやはり本だなと、雑誌よりも明らかに得られるものが多く良い一歩を踏み出せた感じ。

    あと、読みながら何となく思ったのは、人間って単なる趣味なのにこんだけの大変さと命のリスクまで背負って雪山に挑むんだなと(笑)
    冷静に考えたら若干頭おかしいけど、でも余りあるくらいの「楽しさ」があるんだろうなと…( ̄∇ ̄)

    ひとまず低山に日帰りで登ってみて、その後テント泊でもやりながら雪山の魅力を味わうところからはじめてみようかなと…(´∀`)
    面白ければ、本格的な技術も講習会等で学びに行ってみようかなと。

    まだまだ登山の楽しさは無限にありそうだな…(*゚▽゚*)笑

    〈不足装備(テント泊まで含む)〉
    ・ピッケル
    ・スノーソー、ポールに装着するコンパクトなやつあるらしい
    ・ショベル
    ・ペグ、雪用
    ・ガスストーブ、アルストだと水作りが厳しい

    〈動画で確認するもの〉
    ・アイゼン&ピッケルでの歩行
    ・キックステップ
    ・滑落停止(初期制動、肩制動、腰制動)
    ・ラッセル
    ・雪稜、雪屁、雪壁
    ・ビレイ技術、①スタカット(ピッチクライミング)、②コンティニュアス(サイマルクライミング)
    ・ペグの固定方法
    ・ホワイトアウトへの対応方法(厳しいときはどうやり過ごす?、ビバーク?)


    <内容(「BOOK」データベースより)>
    雪山入門者に好評の入門&ガイドがリニューアル!
    より入門者、初心者にやさしいつくりになった最新版。

    雪山登山を始めたい入門者にとって知っておきたい雪山の知識と技術と、実際の登山計画の役に立つルートガイドが一冊に。
    前作をより読みやすくバージョンアップし、最新情報を掲載した改訂版。

    ■内容
    第1部 雪山技術
    [1]概要
    雪山の魅力/雪山のエリアと特徴/雪山登山のジャンル
    [2]計画
    雪山登山の計画/雪山の気象(1)冬 12~2月 (2)春 3~5月
    [3]用具
    雪山用登山靴/ピッケル/アイゼン/ワカン、スノーシュー、ストック/その他の一般装備/非常用具/
    ウェア(1)レイヤリング (2)ベースレイヤー (3)ミドルレイヤー (4)アウターシェル (5)手袋、ソックス、帽子、スパッツ/クライミング用具
    [4]歩行技術=雪山ルートのアウトライン/雪上を登山靴で歩く/アイゼン歩行/滑落停止/ラッセル、耐風姿勢/ルートファインディング
    [5]ビレイ技術=雪上確保(1)ビレイ技術の必要性 (2)ロープの結び方 (3)雪上のアンカー (4)雪上のビレイ (5)その他のビレイ
    [6]宿泊・生活技術=山小屋に泊まる/無人小屋に泊まる/雪山用テント/テント泊の装備/テントで泊まる/テント生活の工夫/雪洞に泊まる/ビバーク
    [7]危険への対応=雪山の危険/雪崩リスクの予測/雪崩レスキュー/転倒・滑落/風雪とホワイトアウト/低体温症/凍傷/その他のリスク/雪上技術の練習

    第2部 雪山ルートガイド

  • 半分は雪山技術書、もう半分は雪山ルートガイド。実践的で熟読したい良書。

  • 第1部 雪山技術
    [1]概要
    雪山の魅力/雪山のエリアと特徴/雪山登山のジャンル
    [2]計画
    雪山登山の計画/雪山の気象(1)冬 12~2月 (2)春 3~5月
    [3]用具
    雪山用登山靴/ピッケル/アイゼン/ワカン、スノーシュー、ストック/その他の一般装備/非常用具/
    ウェア(1)レイヤリング (2)ベースレイヤー (3)ミドルレイヤー (4)アウターシェル (5)手袋、ソックス、帽子、スパッツ/クライミング用具
    [4]歩行技術=雪山ルートのアウトライン/雪上を登山靴で歩く/アイゼン歩行/滑落停止/ラッセル、耐風姿勢/ルートファインディング
    [5]ビレイ技術=雪上確保(1)ビレイ技術の必要性 (2)ロープの結び方 (3)雪上のアンカー (4)雪上のビレイ (5)その他のビレイ
    [6]宿泊・生活技術=山小屋に泊まる/無人小屋に泊まる/雪山用テント/テント泊の装備/テントで泊まる/テント生活の工夫/雪洞に泊まる/ビバーク
    [7]危険への対応=雪山の危険/雪崩リスクの予測/雪崩レスキュー/転倒・滑落/風雪とホワイトアウト/低体温症/凍傷/その他のリスク/雪上技術の練習

    第2部 雪山ルートガイド
    北海道=雌阿寒岳/大雪山・旭岳/十勝岳
    東北=白神岳/森吉山/船形山/蔵王・熊野岳/安達太良山
    北関東=那須・茶臼岳/日光白根山/赤城山
    上越=谷川岳
    中信=黒斑山
    首都圏近郊=奥多摩・川苔山/奥秩父・雲取山/丹沢・塔ノ岳/奥秩父・甲武信ヶ岳/奥秩父・金峰山/大菩薩峠・嶺
    八ヶ岳=蓼科山/北横岳/北八ツ縦走/東天狗岳/硫黄岳/赤岳/赤岳~横岳/編笠山
    南アルプス=入笠山/甲斐駒ヶ岳(残雪期)/仙丈ヶ岳(残雪期)/鳳凰三山
    中央アルプス=木曽駒ヶ岳
    北アルプス=白馬岳/唐松岳/遠見尾根/爺ヶ岳/立山(残雪期)/槍ヶ岳(残雪期)/奥穂高岳(残雪期)/西穂独標/燕岳/蝶ヶ岳/乗鞍岳
    北陸=取立山/荒島岳
    関西=伊吹山/鈴鹿・霊仙山/比良・武奈ヶ岳/台高・三峰山/大峰・稲村ヶ岳
    中国=伯耆大山
    四国=石鎚山/剣山
    九州=久住山/祖母山

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1954年、秋田県生まれ。1990年ごろより『山と渓谷』などを中心に活動している編集者・ライター。この5年ほどは、山岳遭難関係の記事を中心に執筆している。学生時代に登山を始め、登山歴は約30年。最近数年間はフリークライミングに熱中。里山歩きからテント泊縦走まで、幅広く登山を行なっている。日本山岳文化学会理事(遭難分科会、地名分科会メンバー)、編集室アルム代表。

「2018年 『55歳からの やってはいけない山歩き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

野村仁の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×