ときめく鉱物図鑑 (Book for discovery)

  • 山と渓谷社
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本棚登録 : 529
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635202213

作品紹介・あらすじ

最近、「天然」と暮らしはじめました。イシを巡る5つのストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 鉱物入門として、全体をざっくりと理解するのにわかりやすかった。

  • いい加減嫌気がさしていた
    雨降り続く旅先の花巻で、
    「どこかで雨宿りしたいなぁ。」
    と、目に入った小さなお土産屋さんにて、
    私のテンションは一気に上昇した。

    お天気のせいもあってか客のいない店内。
    それでも、小さなストーブがほこほこ頑張っていて
    ふんわり空気が暖かい。
    一見、駄菓子屋さん?の様な雰囲気のここって、
    何のお店かな…

    たくさんの籠にはいった(ころころ)をよ~く見てみると…。
    あ。
    知ってる!これ。
    宮沢賢治の銀河鉄道の案内板になってた『黒曜石』だ。
    可愛い~~♪
    手のひらにちょこんサイズの石のお値段はびっくりする程リーズナブル。
    パッと見、ただの石ころにも「恐竜の化石入り」とか、
    アンモナイトの化石とか、光る石、色入りの石、
    あまりの激安ぶりに、傍で見ていた旦那は明らかに(ニセモノだろ…?!)と、疑念の表情。
    そこで私はお店の人に「ニセモノですか?」と、尋ねてみると、柔らかく微笑みながら
    「いえ。ほんものですよ♪近所の小学生がお小遣い貯めて買いにきてくれるんです。だから、あまり高いお値段つけたくなくて…。」

    優しい人だ♪
    すっかり鉱物と化石にときめいた私は、
    おみやげとしてガララゴロロと、石を大量購入。

    宝石や生活用品として生まれ変わる前のごつごつした石が好きな人なら、この鉱物図鑑に必ずときめくだろう。

    ふわふわの石、
    宇宙を閉じ込めた様な石、
    砂漠の薔薇、
    十字架を携えた石、

    知ってしまうと、
    石の向こうにある(それまで)を夢想せずにはいられない。
    もう~、ワクワク間違いなしの鉱物図鑑。

  • 図書館の「福袋」企画(文学以外)のジャンルから何気なく選んだ一冊。幸か不幸か宝石にはまったくご縁のない人生だったけれど、そういえばこどもの頃は奥多摩の川辺で綺麗な石を夢中で探したなぁ‥なんて事も思い出しました。鉱石‥色々な楽しみ方があるのですね。見てるだけでたのしい一冊。

  • あぁ…素敵。
    静かな美しさに、思わずため息が出る。
    「ときめく鉱物図鑑」のタイトルそのままに、鉱物への愛情をひしひしと感じる一冊。
    森の中にひっそりと佇む不思議な博物館。
    なぜかそこに人の気配はなく、けれど、自分がここへ来ることはあらかじめ決まっていたことのように、建物自体に受け入れられたような。
    足を踏み入れた瞬間に静謐な空気に包まれていながら、心が静かに浮き立つ感じがする。

    標本室を、ずっと眺めていたい。

    • jardin de luneさん
      心惹かれるレビューでした。
      この本、とてもとても欲しくなりました。
      心惹かれるレビューでした。
      この本、とてもとても欲しくなりました。
      2012/04/18
    • 永遠ニ馨ルさん
      コメントありがとうございます。
      なんと形容したらいいのかわからないくらい、本当に素敵な空気の漂う1冊だったので、その空気を少しでもお伝えでき...
      コメントありがとうございます。
      なんと形容したらいいのかわからないくらい、本当に素敵な空気の漂う1冊だったので、その空気を少しでもお伝えできればいいな、と思っていました。
      手に取るきっかけになれたのなら嬉しいです。
      2012/04/18
  • 令和5年12月の特集「きらきらブックス」

  • 鉱物にまつわる話や面白いストーリーを読めるのかと期待してしまったが、そういったストーリーはあまり載っていない
    鉱物の取り扱いについては詳しく書かれている

  • 身近な鉱物から、お店でしか観たこともない宝石、図鑑でしか知らない鉱物と様々なものがありました。
    ふつうに面白く見れました。

  • 鉱物の基礎知識や小話が載っており
    よんでいてワクワクしました^ ^

    本のデザインも可愛いくて
    GOODです^ ^

  • ヤマケイってこういう本も出してるんだ

  • 図書館で借りたけど手元においても良いかもしれない。石と鉱物のイントロダクションに最適な本。

    ラピスラズリは、20世紀後半になってアフガニスタンで大量に発見されるまで希少だった。
    この本出展ではないけど、イスラム圏にはラピスラズリを薬として飲む文化があったらしい?

    鉱物を科学する、の章が面白かった。鉱物の生成パターン、元素記号からみる鉱物、結晶系からみる鉱物。鉱物光沢の種類。硬度と割れ方の違い

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