- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784635280617
感想・レビュー・書評
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<閲覧スタッフより>
西安からイスタンブールまでシルクロードを走行する著者。道中様々な人間模様が繰り広げられます。走り旅はそこに住んでいる人々の宗教、文化、考え方の違いが徐々に変化していくことをダイレクトに感じることができるのが魅力なのかもしれません。一人で走り旅を続ける著者は理不尽な目にも合いますが全てを受け入れ走り続けます。走り続ける体力もそうですが、その精神力に脱帽すること間違いなしです。
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所在記号:292.09||NAY
資料番号:20074936
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いわゆる冒険もの。シルクロードを一人で、テントも持たずに野宿しながら走った記録。見知らぬ外国人をただで泊めてくれる海外の人は、優しい。でも、こういう本のせいか、ただで泊めてもらうのが当たり前になるのは怖い。無事に帰ってこれたからよかったものやっぱりある程度わきまえた行動は必要なのかもしれないとも思った。
ほんと日本人って、はた迷惑な人種だなあ。人の情けを借りて生きているような。
自活って何だろうかとも思った。山に登る人のほうが寝床やその天候に合わせた道具を持ち、その時その時で対応できる手段をもって臨んでいるのではないかと。
外国人がちゃんとした宿泊許可を取らずに共産圏を歩くというのはやはり、法律違反ではなかろうか?その国の流儀に従う必要があるのではないかと思う。
こういうことをする人が次から次へとでないことを願う。 -
走って旅をする。それはいいのですが、あえて野宿をしたりする必要はないのではないかと思ってしまう。現地の人の現地の暮らしに飛び込んでいって泊まらせてもらう、というのもいいが、それを既定路線にする必要はないのではないか、と思ってしまう。ましてや、何百キロも走って旅をしていくだけでも大変ですし、メジャーな観光国でなければビザがどうの賄賂がどうのと余計な神経も磨り減る。それらすべてを含めての「走り旅」を著者は満喫しているのかもしれないが、真似をしようとは思わないし、中年になった今、真似はできないだろうと思ってしまう。
著者は薬剤師という士業。士業は会社に縛られない生き方ができるよい仕事だな、と痛切に思った。
10倍アイアンマンというレースがあるのも初めて知ったが、まさに鉄人。
払ってもいい金額:1,200円 -
内容は面白い。
文章はいまいち。