- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784635330305
作品紹介・あらすじ
三浦さんはどうしてそんなに元気なのか?三浦雄一郎75歳、なんとかなる人生。
感想・レビュー・書評
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あれこれ言い訳せずに、「これ!」と思ったことには挑戦する大切さ。雄一郎さんの信念に胸を打たれた。
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『鼻呼吸とは、片方の鼻の穴と口を指でふさいで、大きく息を吸って、吐く。吸引力を強くするという、ただこれだけの運動ですが、これを毎日続けるようになって、僕は風邪をひかなくなりました。
舌だし運動も、簡単なエクササイズです。
口を大きく開けて、そこから舌を前に突き出す。次は右、そして左。普段から動かさない筋肉を刺激するので、いわゆるインナーマッスルを鍛える効果があります。』 -
資料番号:011062049
請求記号:784.3ミ -
20140713
エベレスト登頂最高齢記録を樹立するなど、世界的冒険家、スキーヤーのルーツと、その日常が次男の豪太さんのエッセイと共に綴られた、三浦家の挫折や、栄光が分かるエッセイ。
特に心に残った部分は、
色のある人生を
毎日が楽しいと言える人が、どのくらいいるでしょう?
人生は山あり谷あり、楽しい事ばかりではありません。
生き生きと暮らすためには、どんな些細な事でも良いから生きがいを持つことです。
生きがいこそが、暮らしに彩りを加え、人生をときにバラ色にしてくれます。
今の自分にとっての生きがいとはなんだろうか。
このままでは、生きがいの無い人生をダラダラと過ごしているに過ぎない。
失敗してもやり直せる。思いのままの人生を過ごしたい! -
2011/9月
三浦雄一郎さんの生き方。素直に昭和→平成を生きてるすごい人だと思う。自分の素直な心の声にまっすぐ従える人なんだと思う。
そしてスキーが好きなんだなー とっても。 -
三浦雄一郎さんが70才でエベレスト登頂に成功した時に書かれた本です。
その後、75才でもエベレストに行かれてるし、著作多数なので内容は似通っている箇所も多いです。
とはいえ、チャレンジ精神を忘れない姿勢など見習う点は多い。工夫してトレーニングを楽しいものにする、諦めない事などなど。
三浦さんの原動力
世間をあっと驚かせたい。
よりたくさんの笑顔が見たい。 -
何かを始めるのに早い、遅いはありません。
これまで世界七大陸最高峰スキー滑降や70歳でエベレスト登頂成功など、様々な“冒険”で
世界を驚かせてきた三浦雄一郎氏。まさに日本を代表する冒険家です。
近年ではアンチエイジングを体現する存在として大きな注目を浴びている三浦氏。
彼のことを鉄人のような体の持ち主だと思っている人も多いはず。
ところが、実は幼い頃体がとても弱かったそうです。さらに、食べ放題飲み放題が大好きで、
トレーニングは三日坊主で続かず、50代後半の頃は身長が164cm、体重86kgと見事なメタボ状態に。
その上長年の不摂生がたたり、高血圧、高血糖、高脂血症、糖尿病寸前になり、
加えて不整脈の症状が出始めて引退を考えた時期もあったとか。
今回のエベレスト遠征の前にも不整脈の心臓カテーテル手術を二度行い、
その上での登頂準備だったそうです。
三浦氏がいかにして夢をカタチにしてきたのか。超人でもスーパーマンでもない一人の人間・三浦雄一郎の、
そのおおらかで自由な発想と生き方は私達のお手本になるものです。
また、101歳で亡くなられた父・敬三氏、エベレストに同行している次男・豪太氏、
遠征をバックアップする長女・恵美里氏など、彼の家族に関しても多く語られており、
子育てや教育についてもとても勉強になる内容になっています。
“青春”は心の在りようと同時に、“生きがい”を持つことによって身体も若返ることができる。
老いは決して避けられないものだが、高齢化社会においていかに人生と向き合っていくのか、
元気に明るく生きる工夫と努力が必要であるということ。それぞれの目標を持つ意義、
そして家族と人の絆の大切さを三浦氏は語っています。
三浦氏はどうしてそれほどまでに元気なのか。なぜいつも生き生きと輝いているのか。
くじけることのない冒険魂がどのように育まれたのか。その答えを垣間見ることができるお勧めの一冊です。