- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784635823883
感想・レビュー・書評
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岐阜県郡上市のニホンミツバチの養蜂家である著者が綴る、郡上市でのニホンミツバチと自然についてのエッセイ。実際には、現在は彼女のニホンミツバチは全滅してしまい、日本の自然にあった農作物の生産や販売をしている。ミツバチたちは、2019年に越冬できず全滅してしまったのだそうだが、それが気候変動のためなのかはわからないとか。外来種であるセイヨウミツバチの野生化も心配している。自然と共存しながら、自然を守ることはとても難しい。日本のどこかに、著者のように地道に活動を続ける人がいることが頼もしい。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC16344448 -
○職場の図書室より。
○2022年の初夏、うちのベランダにアシナガバチが巣を作った。撤去するタイミングを逃してしまったので、結局、巣がどんどん大きくなり、そして冬になり蜂が死に絶えるまでを見送った。別に餌をやったり便宜を図ったりしたわけではないが、軒先を共有したお隣さんのような感覚で、しょっちゅう様子を見たりして、けっこう楽しい1年間であった。
そういうことがあったので、蜂を日常のかたわらにおいて暮らす人の本を読んでみようと思った。
○この本に出てくる蜂は日本ミツバチで、アシナガバチとは生態が全然違うし、そもそも蜂の話というより著者の田舎暮らしに関する話題がメインで、期待していた話と違ったけど、装丁もきれいで持っているとおしゃれだし、すぐ読み終わったので、まあいいかな…。
ほんとは、同じように、アシナガバチを観察している人の話が聞いてみたかったのだが。 -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00627867
「この人を待っていた。」-養老孟司- 透明感のある文章に魂が洗われる日本版「センス・オブ・ワンダー」誕生! かつてレイチェル・カーソンが「沈黙の春」を予言した。2019年、ミツバチのいない養蜂家になった著者が、ニホンミツバチとの暮らしを軸に、自然と寄り添うべき暮らしの姿を自身を 通して模索する。郷土の芸能、季節の営みなども織り交ぜた春夏秋冬をめぐる物語的エッセイ。小さな生きものたちとの暮らしを通じて得た「わたしは何も知らない」とは。蜂をめぐ る自然と郷土の暮らしの物語。養老孟司氏との対談を収録。 <目次> ○ニホンミツバチの世界 ○春 厳しい越冬/希望と旅立ちの春/ニンホンミツバチが気に入る物件作りと分蜂/ノア ○夏 夏のミツバチ/夏の郡上/美しいワサビ田のお話/お米づくりと昆虫の暮らし/年に一度の採蜜/ミツバチの優れた集団防衛/天敵/ヘボ獲りの話/ニホンミツバチとの 出会い/それぞれの暮らし、生きる姿 ○秋・冬 台風/白鳥神社のお祭り/晩秋のコケ採り/冬のしろとり ○再び、春 ノアとの別れ/それでも春は来る ○セイヨウミツバチとニホンミツバチ ○バイオフィリア対談 養老孟司×西村玲子 自然の力を得て生きる ○養老先生へ(出版社HPより) -
2022.09.15 図書館
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2022.9.4埼玉
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オビに
日本版「センス・オブ・ワンダー」誕生!
とあってひかれたのだけど
こちらの方が
ずっと素晴らしい本でした
HUTBOOKSTORにて購入