おもしろ管楽器事典

著者 :
  • ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 13
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784636946192

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 図鑑

    管楽器に興味がある人

    金沢大学所蔵

    ジャズやロックはもちろん、ブラスアンサンブルやストリート系バンドまで、幅広い音楽ジャンルで活躍する管楽器。
    その魅力は、人間の息だけで大きな音を出せることに加え、同じ楽器でも、演奏者が求めるイメージによってまったく違う音色が得られることにもある。

    「管楽器ってどこの国で生まれたの?」「上手くなる理由ってあるの?」「どの楽器を選べばいいの?」
    本書では、よくある疑問から、楽器やその奏法に対する実践に役立つ基礎知識まで、管楽器の世界と魅力に迫る。
    楽器を持ったばかりの入門者からコンクールを目指す上級者、指導者まで、管楽器ユーザー必携の1冊!

  • [墨田区図書館]

    トランペットを始めた息子以上に最近"管楽器"に感化されている私(笑)。元々音楽ジャンルには興味があったとはいえ、やっぱり「何か」があると、人間視点や行動が少しだけでも変わる、広がる。

    この"事典"は系統的に各学期の歴史や造りを紹介しているのかと思ってパラリと読んだんだけど、それよりはややコラム的な感じの作り。いや、豆事典的な存在かな?なぜファゴット(だったと思う(笑))の登場が遅かったのか、など、多少は章ごとに系統があるんだろうけど、こちらとしては、様々な豆知識を興味のあるところだけパラパラ読み飛ばして、それでも知識本的なものが好きであれば十分興味を持てる内容だった。ただ、今回は"トランペット"に特に興味を持っているところだったので、そういう意味では、「トランペット章」があったわけではなく、ちょっとだけ肩透かしをくった気持ちがあったことも確か。表題通り、「管楽器」について幅広く興味を持っているならとても面白いと思う。

    中には「あなたにあう管楽器は?」のようなコーナーもあったけれど、てっきり性格や楽器の特徴からすごろくやあみだくじのように1つの楽器に導くのかと思いきや、各楽器の大きさや音、役割などから「~な人に」のように紹介していたりしていたので、別に楽器を選ぶつもりがなくても、全体的に楽器の特徴を知りたいならそのコーナーから読むと興味が持てるかもな、このコーナーを最初にしたらいいのに、と思った。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

早稲田大学卒業後、東京藝術大学でトロンボーンを学ぶ。現在は、ピリオド楽器を中心に演奏活動。一方、数多くの音楽雑誌で記事や論文を執筆。管楽器全般の研究でも知られており、放送大学の講義ビデオ、NHKテレビの「N響アワー」「らららクラシック」に出演。東京藝術大学古楽科、浜松市楽器博物館、福岡古楽音楽祭、日本ワーグナー協会などの招きで講演会をおこなった。


「2017年 『ピリオド楽器から迫る オーケストラ読本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐伯茂樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×