講座図書館の理論と実際 (第1巻)

著者 :
  • 雄山閣
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784639010876

作品紹介・あらすじ

図書館のもつ意義と機能に再検討を加え、より広い視野の下で図書館のあり方をとらえるべく類縁機関との関係、政策・経営管理的諸問題について言及。また新時代にふさわしい図書館実現の主体となる図書館員と、その行動基盤としての図書館学についても最新の知見をまとめている。

感想・レビュー・書評

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  • 多分これまでに読んだ図書館概論で一番古い本。
    自分が無知であることを認識し苦悩することが図書館の利用動機に繋がるとある。
    そうなのね…今は楽しみの方が先に論じられるんじゃないかと思う。学校図書館なんかだとさらにそう。
    無知に苦悩することは確かにあるのかもしれないけど、新たな知識を獲得する喜びが図書館の利用動機に繋がるという考え方の方が私は好きだ。
    卵かニワトリかみたいな話なのかもしれないけれど。
    国立国会図書館法。
    この時の条文には、国会図書館館長の待遇は大臣と同程度、副館長は事務次官と同程度の立場だとある。
    今の条文には無いけど…。
    それは立場が低くなったということなのかな。
    wikiによれば、給料高すぎ問題で条文が削除されたらしい。
    条文が消えたことによって、立場まで低くならないといいんだけど、今、大臣の顔はよく見ても、国会図書館長の顔はあまり見ないということは、やはり立場も低くなってしまったんじゃないかな。

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著者プロフィール

1941年生まれ。専門は図書館情報学。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。慶應義塾大学文学部教授を経て、国立公文書館館長。現在は慶應義塾大学名誉教授。(株)ライブラリー・アカデミー塾長。著書『歴史に見る日本の図書館』(勁草書房、2016年)、『現代日本の図書館構想』(編著、勉誠出版、2013年)、『改訂 図書館概論』(共編著、樹村房、2017年)、『別冊環⑮ 図書館・アーカイブズとは何か』(共著、藤原書店、2008年)、訳書にマイケル・K・バックランド『イデオロギーと図書館――日本の図書館再興を期して』(監訳、樹村房、2021年)など。

「2022年 『図書館の日本文化史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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