幕末志士の世界 (江戸時代選書 15)

著者 :
  • 雄山閣
3.38
  • (2)
  • (0)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 15
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784639018148

作品紹介・あらすじ

文献: 282-290p

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2003年刊行。当然のことだが、お尋ね者である幕末志士は、新撰組らからの暗殺の危険を背負っていた。これを回避するため、遊郭に逃げ込んだり、彼女らを連絡役として利用してきたのである。半面、遊郭にいるのであるから、女、酒の問題は避けて通れない。また、死と隣り合わせにあった者の放つフェロモンという奴は現代人のそれとは全く異なるような気がする。本書はその志士の活動における遊女の役割を叙述。また、高杉晋作、伊藤博文、井上馨らの海外渡航の他、志士による異人切り、例えば、生麦事件ほかも頁を割く。

  • 一般に”志士”と言われているが、彼らがなぜ”志士”と呼ばれるのか。
    彼らの原動力とは何なのか。
    時代背景から階層と年齢、思想と活動、志士達をめぐる女たち。
    様々な視点から”志士”の姿とその世界を知ることが出来ます。

  • 2008.3.23

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1926年愛知県豊橋市に生まれる。
東京高師、東京文理大卒。大阪教育大、筑波大、東京家政学院大学教授を歴任。筑波大学名誉教授。東京家政学院大学理事。
日本風俗史学会会長。

「1997年 『柳田國男と平田篤胤』 で使われていた紹介文から引用しています。」

芳賀登の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×