太宰治論: 充溢と欠如

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  • 有精堂出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784640310637

作品紹介・あらすじ

「自意識の強烈さ」では同じ位相にありながら、充溢する自己を前面に出す志賀直哉を、若い頃には文学的に畏敬しながらも晩年には猛烈な反撥の対象とした太宰治は、志賀とは逆の欠如態をもって作家的誠実の証とした。太宰の代表的テキストを精読し、一方で対極に位置する志賀を合わせ鏡として太宰文学の独自性を考察する論稿。

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