都市祝祭の社会学

著者 :
  • 有斐閣
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  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641075375

作品紹介・あらすじ

この研究の特色は、日本の都市のなかで展開される祝祭的行為をよりどころにして、そこに反映される都市生活の実態のなかから社会文化的な特性を見出し、現代都市化社会の本質的理解に役立てようとするところにある。祝祭を本書では、「日常生活の反転、それからの脱却と変身によって、日常的な現実を客観化・対象化し、それによって感性の生活を復活させ、社会的な共感を生み出す共同行為」と定義する。ここでは思い切った概念の拡張がはかられているが、これによってさまざまな現代の祝祭的行為をそのうちにつつみこみ、その社会的性格を類型化しようと試みた。

著者プロフィール

松平誠(まつだいら・まこと)
1930-2017年。東京生まれ。京都大学文学部卒業。立教大学社会学部教授、女子栄養大学教授等を歴任。生活文化論専攻。都市生活文化をテーマに広くフィールドワークを展開,各地・各時代の祝祭文化と生活についての研究を重ねる。主な著書に『ヤミ市 東京池袋』(ドメス出版),『祭の文化』『都市祝祭の社会学』(有斐閣),『プラハの浮世酒場』(岩波書店),『現代ニッポン祭り考』(小学館)などがある。


「2019年 『東京のヤミ市』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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