日本になった沖縄 (有斐閣新書 C 159 Common Sense)

著者 :
  • 有斐閣
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641090842

作品紹介・あらすじ

沖縄の復帰後15年は、ある意味で、沖縄の地域的独自性にめざめ、その独自性を大切にしていこうとする勢力と、時代の流れに身をまかせつつ日本社会の中に完全に埋没しきってしまおうとする勢力とのせめぎ合いによって表現されるといえるのかもしれない。しかし、その地域的葛藤は、現在の日本社会のありようを反映するのみならず、その帰趨は、日本社会の将来的なあり方を規定する意味をもつようにも思われるのである。

著者プロフィール

1936年東京生まれ。東京大学文学部卒業、専攻は沖縄近現代史・社会学。沖縄大学名誉教授。
中野好夫主宰の沖縄資料センター研究員として沖縄戦後史を研究。沖縄大学教授を経て1989年まで同大学学長をつとめる。また石油備蓄基地反対闘争、一坪反戦地主会など沖縄の住民運動に参加。主な著書に『戦後沖縄史』(日本評論社)、『沖縄現代史』(岩波新書)など多数。

「2010年 『時代の求めにこたえて 武 建一対談集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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