現代政治学入門 第2版 (有斐閣双書 入門・基礎知識編)

制作 : 篠原 一  永井 陽之助 
  • 有斐閣
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641096998

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    [ 参考となる書評 ]

  • 政治学がどのように変化し、現代政治学とはどのような位置づけであるか。
    大衆と政治家の関係、政策へのインプットとアウトプット。
    各国の政治体制の成立過程。
    イギリスが二大政党制を確立できたのは、産業革命前に政治体制の成立が済んでおり、経済的な面を含めない理念のみで構成できた。しかし、フランスはこれが出来ず、小党による連立政権を組むことととなった。等。
    アメリカの猟官制度の問題も。
    以下、抜書き等。

    p44
    E.フロムの指摘
    「社会がよく機能し、回転するには、その社会や文化がそれぞれの生産力の発展段階に応じて客観的に要求する外的強制力(実力ないし権威)を、社会の成員みずからそれを「正統的なもの」として「欲する」ような、内的強制力に転化しなければならない」
    発展途上から工業化するには、容易ならざる困難と緊張、摩擦を経験しなければならない。
    それらは禁欲的性格を内側からつくり出すことで、対処されることが多い。
    ピューリタンや武士道、社会主義的性格など。

    この本は1984.4の発行なのだが、今も昔も問題になることは変わらんのだな……と。
    今は女性が働くことがカッコいい、というイメージを懸命に広めようとしている。
    これは、選択肢が増えるという意味でよいと思う。
    それならそれで、環境も作れよとも思う。
    このイメージを広めなくてはいけないのは、女性は家にいて家事をするもの。子を産み育てるもの。
    というイメージが現在あるからで、そのイメージは、国策によって広められたものなわけですよ。

    「正統的なもの」として「欲する」……なるほどね。と。



    権力者=支配者は保護という飴と、威嚇という鞭を使う。
    支配者と被支配者の間には心理的な双務契約が存在する。この契約に違反すれば、不安と内心の呵責が発生する。支配する側が誤ると、支配される側には、宇宙の安定感の喪失。これが反乱などにつながる。

    p52
    非政治的な努力(経済活動)によって自己の地位を変える期待が小さいほど、政治に参加する率が高くなる。
    アメリカの移民等

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