ベーシック税法 第4版 (有斐閣アルマ)

著者 : 岡村忠生

• 有斐閣 (2009年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ikechang24さんの感想 · 2010年2月26日]

ベーシックと銘打っているが、総論部分とりわけ所得概念にかかる論述の内容は極めて高度。
また、租税法律主義と民主主義の関係についても丁寧に説明されている。
なお、所得税および法人税など各税法に規定されている課税要件規定について学びたいという人向けではない。

[kakyourinさんの感想 · 2009年8月5日]

　欠点
?定義が括弧書でいきなり出てくるだけで、説明が不十分なところが多い。
　趣旨が記載されていない部分が大半
?各項目について単にタイトルが付されているだけで、(１）(２）(?）等の項目的整理がなされておらず、読みにくいし、全体像を非常につかみにくい。
?総論的部分に大量のページがとられており、肝心な所得税法や法人税法の説明が不十分だし、説明不十分。

　長所
　一度体系を理解すると、結構便利。
　法人税法の部分は、個人的には整理されていてわかりやすかった。ただ、やっぱり感想は人それぞれ。

[sellingさんの感想 · 2009年5月2日]

有斐閣アルマ　BASIC

著者プロフィール

長島・大野・常松法律事務所顧問，京都大学名誉教授

「2023年 『租税法〔第4版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」