- Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641129955
作品紹介・あらすじ
法科大学院時代の基本テキスト。基本から応用まで、段階的に解説。市民や法学部・法科大学院生のみならず、法曹実務・行政実務にも有益な1冊。
感想・レビュー・書評
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行政法の教科書の代表的な1つ。
宇賀先生の本は、「個人情報保護法の逐条解説」を読んだことがあります。
本書は、総論ということで、行政法、行政活動における法的仕組みから行政手続まで、幅広く解説されています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
行政法における内田民法のような位置づけか。さすがに櫻井・松本では薄いと感じる人が手を出す本。
元々法学教室の連載であったものを肉付けして出版している様子。
周りでは比較的評判が良いが,宇賀行政法は第2巻はまだしも第1巻はわかりにくいと思う。ダラダラと叙述がしてあり,まとまりがない。少なくとも行政法総論ぐらいは,我慢して塩野を読むべきではなかろうか。
ただ,内田民法同様,理論の説明があまりない分,事案の説明は多いので,事案については淡泊な塩野の行間を補完する為には使えるかも知れない。しかし,この用も百選を使えばすむといえば済む。 -
記述が非常に明晰であり、網羅的なのだが重要な点を重要と分かるように丁寧に解説してくれている。情報量がほどよく絞り込まれており、全体の構造がよく見えてくる。また、重要度によって文字の大きさを変えたり、具体例をピンポイントで挿入してくれたりしており、非常に行き届いている。
http://d.hatena.ne.jp/hachiro86/20061116#p1 -
宇賀克也先生の行政法。
行政法と言えば、塩野宏先生の本ですが、あえてこちらをチョイス。塩野先生は、ドイツ法の影響を多分に受けていますが、宇賀先生はアメリカ法系。従って、旧来の通説的な議論に一部のっていない箇所(重視していない)があったりしますが、横書きで、しかも最初にまとめが載っていたり、読みやすいです。当面、これで頑張ってみます。 -
塩野行政法がどうもよくわからないので,宇賀先生に依存しています。
おそらくこのレベルで新司法試験には十分おつりが来る程度だと思います。思いたい。