人格権法概説

著者 :
  • 有斐閣
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  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641133471

作品紹介・あらすじ

名誉、肖像、プライバシー。コミュニケーション技術の急激な発達は、これら人格権が侵害される危機を増大させている。危険の現実化を未然に防ぐための望ましい規範はどのようなものか。第一人者が研究成果をわかりやすくまとめた。

感想・レビュー・書評

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  • 憲法なのか民法なのかがよくわからないため「その他」のジャンルにした。著者は民法学者である。
    人格権は,物件と同じく独占排他的で云々
    と言われる割には,裁判でも取り扱いが困難である。特に,憲法問題を含む人格権の場合は尚更難しい。
    このように,ある種浮島的な存在である人格権をともあれ一つの体系にまとめてくれているのはありがたい。

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著者プロフィール

五十嵐 清(いがらし きよし) 
1925年新潟県に生まれる. 1948年東京大学法学部卒業. 北海道大学法学部教授, 札幌大学法学部教授, 北海学園大学大学院法務研究科教授, 北海道大学名誉教授を歴任. 2015年9月逝去. 主著:『比較法入門』(日本評論社・1968年), 『契約と事情変更』(有斐閣, 1969年), 『比較民法学の諸問題』(一粒社・1976年), 『比較法学の歴史と理論』(一粒社・1977年), 『民法と比較法』(一粒社・1984年), 『民法Ⅰ(総則)』(編著)(日本評論社・1986年), 『人格権論』(一粒社・1989年),『現代比較法学の諸相』(信山社出版・2002年), 『人格権法概説』(有斐閣・2003年), 『新版注釈民法13巻(債権(4)契約総則)〔補訂版〕』(共編著)(有斐閣・2006年), 『私法入門〔改訂3版〕』(有斐閣・2007年), 『ヨーロッパ私法への道〔新装版〕』(日本評論社・2017年), 『法学入門〔第4版新装版〕』(日本評論社・2017年).

「2019年 『比較法ハンドブック 第3版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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