倒産処理法入門 (第3版)

著者 :
  • 有斐閣
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本棚登録 : 84
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641135345

作品紹介・あらすじ

現在の倒産処理には、様々な手法が用いられている。本書は、破産・民事再生・会社更生を中心に置きながら、金融機関の破綻処理、倒産ADR、国際倒産、さらには私的整理にも言及し、現在の倒産処理の全体像を示す。高評の旧著に事業再生ADRに関する記述を織り込み、判例や統計等のデータを大幅に追加してさらに内容の充実を図った。

感想・レビュー・書評

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  • これだけ薄いにも関わらず、倒産手続について網羅的に紹介されている。

    が、「入門」の本で、網羅的に書く必要はあるのだろうか…。
    特に、第8章・金融機関の倒産は省略してしまってよい気もする。
    その分、重要な破産法や民事再生法の説明に字数を使って欲しい。

  • 平成23年12月8日購入(第3版第4刷)

  • 広く浅い
     俯瞰に役立つ

  • 我が倒産法の勉強はこの一冊から始まった。まさに入門書としてふさわしい本。

  • わかりやすいが、重要な破産・民事再生手続きの項がかなり薄い。

  • 「入門」という割に、わかりやすくはなかった。入門というのであれば、倒産処理法性の全体(体系)を総論的に説明するところから始めたほうが良いのではないかと思われるが、本書では、いきなり各法制度の説明という各論から入っており、全体の把握ができるような工夫はあまりなされていない。
    また、各法律の内容が理解できたとしても、たとえば民事再生法と会社更生法の相違点などのポイントを改めて論じることにより、両制度の理解がより進むと思うが、そのような心づかいも見られない。
    文章自体はわかりにくくはないので、それらの点が改められればと思う。

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著者プロフィール

一橋大学教授

「2024年 『倒産処理法入門〔第6版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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