越境の国際政治: 国境を越える人々と国家間関係

著者 : 田所昌幸

• 有斐閣 (2018年11月22日発売)

作品紹介・あらすじ

戦争や迫害によって移動を強いられる人々，観光や留学，商業目的で自ら移動する人々。現代の世界は，多くの人々が国境を越えて行き交っている。こうした人の移動は国家と国際政治にどのような意味を持っているのかを，国際政治学の観点から多角的に検討する。

感想・レビュー・書評

[別府さんの感想 · 2023年6月30日]

【書誌情報】
『越境の国際政治――国境を越える人々と国家間関係』
著者：田所 昌幸(1956-)
出版社：有斐閣
発売：2018年11月
版型：Ａ５判 上製 カバー付
ページ：326
定価：6,050円（本体 5,500円）
ISBN：978-4-641-14924-3
International Politics of Immigration

　「国民」概念を問い直す
https://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641149243　

【簡易目次】
序章　移民と国際政治──問題意識と基礎的事実
第１章　人口移動政策と対外関係
第２章　政策の限界──非正規的な人口移動
第３章　国家とそのメンバーシップ
第４章　メンバーの包摂と再生産
第５章　在外の同胞と国家
終章　日本にとっての国際人口移動

[学習院大学 法経図書センターさんの感想 · 2018年12月13日]

東2法経図・6F開架 334.4A/Ta16e//K

[モラリスさんの感想 · 2018年12月12日]

毎日新聞2018129掲載
週刊東洋経済201929掲載

著者プロフィール

慶應義塾大学法学部教授。専門は国際政治経済学。
京都大学大学院法学研究科博士課程中退。博士（法学）。
主要著書に『越境の国際政治』（有斐閣、2019年）など。

「2021年 『素顔の現代インド』 で使われていた紹介文から引用しています。」