- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641150041
作品紹介・あらすじ
金融には「社会を豊かにする」大きな力があります。難しくて危険な側面ばかりが注目されがちな金融。実はよく知られていない大切な役割や、すばらしい知恵や工夫、不思議や驚きがたくさん潜んでいます。そんな奥深い世界を、、この本で楽しみながら学んでいきましょう!
感想・レビュー・書評
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/684831詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ところどころに「調べてみよう」や「解いてみよう」といった設問もあり、学習の体感が出来た。
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読み直したさ:★☆☆(図)
《第1部》投資と資本,収益率
《第2部》銀行システムと市場システム,逆選択,モラルハザード,不確実性,情報の非対称性,フリーライダー,証券価格と収益率
《第3部》バブル
第2部は,民法や会社法,手形小切手法に活かせる。
〈感想〉
高校で学んだ現代社会の内容を,金融の点から丁寧に説明しているような内容。経済学についてゼロの状態で読んだのでこの本の網羅性は分からないが,文章は分かりやすく,書いてある概念は理解できた。 -
338||Ka
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なぜか「起業」というキーワード検索で出てきた。
(社会起業家のグラミン銀行ユヌス氏について触れているからか?)
大学1、2年生向けの金融の授業のテキストに好適。
難しすぎず、かつ、主要なテーマをきちんと網羅できているように思う。 -
有斐閣の新しいシリーズですが、どうも中途半端です。恐らくターゲットは、余裕のある高校生〜他学部の1,2年生辺りでしょうが、この類の本を自ら買って読もうとする読者にとっては随分物足りないのではと思いました。
しかし、根本的な欠点は、参考文献が挙げられていないため、より深く学びたい人の梯子を外していることです。入門書に参考文献が挙げられていなければそれは袋小路と同じで、入っていきなり行き止まりというのは一体何のための本なんだろうと思わざるを得ません。
とはいえ、自ら考える習慣を付けさせるというシリーズのコンセプトは非常に良く、筆者の語り口自体は好感の持てるもので、人にものを説明する際に大事な心がけを目の当たりに感じることが出来ます。
<追記 2014.3.7>
有斐閣ホームページに読書ガイド等が掲載されています。
http://www.yuhikaku.co.jp/static_files/studia_ws/data/isbn_9784641150041/guide.html
見落としていましたが「はじめに」にも言及されていました。-
書籍内でウェブサポートについて言及しているところを見逃しておりました。教科書の参考文献は章末か巻末にあるので、本文を読んで興味が広がったとこ...書籍内でウェブサポートについて言及しているところを見逃しておりました。教科書の参考文献は章末か巻末にあるので、本文を読んで興味が広がったところに「おわりに」で読書ガイドについて言及された方が自然だったように思います。
私は大学では人文科学畑でしたが、New Liberal Arts Selectionを手に取って社会科学の読み応えのある体系だった教科書のあり方を知りました。本シリーズの展開にも期待しています。2014/03/07
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