- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641220621
作品紹介・あらすじ
さまざまな課題を抱えつつ変化を続ける、日本の企業や労働経済の制度・実態をしっかりと踏まえ、現代の人事労務管理の基本的な考え方と機能をわかりやすく解説しました。今回の改訂で新しくなった終章では、これから職業人生を歩み始める学生読者に向け、実際的なトピックを議論しています。
感想・レビュー・書評
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人事労務管理を学術的にまとめた本。
私自身、人事労務管理に携わるようになり15年程になるが、実務的な本は手に取ってきたが、こちらは学術的な書籍。
大学の経済・経営学などの授業で使用されるような位置づけなのかと感じた。
実務的なことを、この本で学ぶことは出来ないと思うが、現在までのながれ(歴史)や考え方などは、とても参考になる本だと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
60歳を超えて、技術・管理畑から総務畑に転じることになったので、この手の本を、ほぼ手あたり次第、何冊か読んでいる。
本書は、章ごとに
企業経営と人事労務管理、
雇用管理、
社内格付け制度と昇進管理、
賃金管理、
労働時間管理、
能力開発、
非正規従業員と派遣労働者、
従業員の生活支援、
労使関係管理、
人事労務管理の変遷と展望、
幸せな職業人生を送るために、
という11章からなる。
これまで実務として携わり実感してきた、賃金や労働時間管理、能力開発などの課題について、自分の中でも体系的に整理でき、かつ格付け制度など不明だった諸点についても網羅的に学ぶことができて得るところ大きいものがあった。
本シリーズ自体が、そもそも大学生の教科書として書かれたもののようだが、教科書を読むということの重要さがよく認識できた良書であった。 -
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