- Amazon.co.jp ・本 (510ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641243255
作品紹介・あらすじ
「知的財産」「知的創作物」とはなにか,法はそれらをどう扱うのか。知的財産法政策を様々な法分野との関係性や学際的な視点から論ずる。さらに特許法や著作権法の現代的課題の議論を経て新しい知的財産法学の潮流を展望する。
感想・レビュー・書評
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著作権の部分、あれは一定の行為を禁止する法であると言う記述が最も印象的だった。
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『知財の理論』
著者:田村善之
発売日:2019年12月
版型:A5判 上製カバー付
頁数:510
定価:10,780円(本体 9,800円)
ISBN:978-4-641-24325-5
◆プロセス志向の知的財産法学
「知的財産」「知的創作物」とはなにか,法はそれらをどう扱うのか。知的財産法政策を様々な法分野との関係性や学際的な視点から論ずる。さらに特許法や著作権法の現代的課題の議論を経て新しい知的財産法学の潮流を展望する。
〈http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641243255〉
【簡易目次】
第1章 知的財産法総論 001
1 知的財産法政策学の試み 003
2 知的財産法学の新たな潮流──プロセス志向の知的財産法学の展望 035
3 「知的財産」はいかなる意味において「財産」か──「知的創作物」という発想の陥穽 052
4 競争政策と「民法」 072
第2章 特許法 093
1 プロ・イノヴェイションのための特許制度のmuddling through 095
2 知財高裁大合議の運用と最高裁との関係に関する制度論的考察 245
第3章 著作権法 277
1 日本の著作権法のリフォーム論──デジタル化時代・インターネット時代の「構造的課題」の克服に向けて 279
2 著作物の利用行為に対する規律手段の選択──続・日本の著作権法のリフォーム論 378
3 著作権法の体系書の構成について 429
第4章 知的財産法学の将来 445
知的財産法学の課題~旅の途中~ 447
あとがき(2019年11月) 490
初出一覧 495
事項索引 496